ONE DAY
わたしたちの取組み
産地のために
未来の地球と木工のために
わたしたちの取組みをご紹介
小田原市内 小学校への木製品椀の導入
私たちのお椀は
地元 小田原の小学校でも
1999年
こどもたちに
「教える」ではなく
「実際につかう」という中で
地元の伝統を知ってもらう活動をスタートしました
めいぼく椀をデザインの基とし
小学生でもつかいやすいサイズに
リデザイン
厳しい塗装検査も
私たちのモノづくりを
何ひとつ変えることなく
そんな
「小田原の伝統」と「安全」を
小田原の小学生たちは
日々のおひるご飯で
もうすぐ
はじめてつかってくれた
こどもたちのお子さんが
新しいつかい手に
小田原産 間伐材ヒノキによる箸つくり
小田原には
たくさんの山と森があり
そこには戦後うえられた
たくさんのヒノキが
大きなヒノキ
健康な森を育てるために
ほどよい木の密度
時には
“間伐”という伐採をおこない
木の渋滞をなくします
この間伐された材
つまり間伐材をつかい
私たちは小学生たちに
箸づくりの体験を提供
こどもたちは
小田原市が推進する
「わたしの木づかいパイロット事業」の中で
森をみて 間伐を見学
そして私たちの工場を見学
その後
職人さんたちがつかう道具とおなじ
「鉋(かんな)」をつかって
箸をつくりあげます
削るだけでは割りばしと同じ
1度つかって捨てるだけ
私たちらしく
こどもたちがつくった箸を
工場へ持かえり
4回塗装でしっかり仕上げ
彼らが中学生になっても
つかえるように
自分でつくったお箸をつかうたびに
小田原の森を思い出してくれるように
彼ら彼女らへ
お箸をわたした瞬間の笑顔が
仕事の原動力
木くずの牧場利用
木という自然がつくりだした素材
それをつかわせてもらっている私たちは
木くずまで
つかってあげたい想い
小田原のずっと西のほう
まるで小田原のシチリア/イタリアのような場所
根府川
この根府川にある
カフェ&牧場へ
木クズを
牧場にいる馬たちは
めいぼく椀をつくった木くず
仁取皿をつくった木くず
モノづくりからうまれた
たくさんの木くずを
ベッドにしてくれています
毎日とりかえるベッド
汚れた木くずたちは
畑へ
無理なく、無駄なく 土に還るまで